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中国メデイアから『パシフイック・リム』の
中国製ロボット「クリムゾン・タイフーン」
をまとめておきます。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年8月6日 22時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75197&type=0
日本アニメをリスペクトする米映画「パシフィック・リム」―中国メディア
●5日、日本アニメにオマージュを捧げて製作されたギレルモ・デル・トロ監督のSF3D超大作「パシフィック・リム」がこのほど中国も公開された。
2013年8月5日、日本アニメにオマージュを捧げて製作されたギレルモ・デル・トロ監督のSF3D超大作「パシフィック・リム」が先月31日に中国で初日を迎えた。
同映画では、中国、米国、ロシア、オーストラリア、日本の5カ国が人類の英知を結集し開発した巨大人型ロボット「イェーガー」が、太平洋の海底から出現した巨大生命体「KAIJU」と壮絶なバトルを繰り広げる。
中国では映画に引き続き、超ロングバージョンの中国語特番も公開され、現在爆発的な人気を集めている。
ここで、同映画の見所の3大ポイントを解明してみたい。
新華網が伝えた。
■見所1、ディテールに凝った設定がオタク心をくすぐる
「パシフィック・リム」のストーリーは、海底から次々に正体不明の謎の生命体「KAIJU」が出現するところから始まる。
世界中の都市を襲撃し始める「KAIJU」に対抗するため、人類は「イェーガー」と呼ばれる超巨大人型ロボットの軍事プロジェクトを発動し、巨大人型ロボットは戦場へ出動する。
劇中では「新世紀エヴァンゲリオン」に似た人型ロボットが5機登場する。
いずれも人類が設計したもので、背丈はエヴァンゲリオンよりもずっと高い。
興味深いのは、人型ロボットのデザイン設計が細かなディテールにこだわっている点で、重量や速度、武器、ショックアブソーバ、制震装置といったものにまで説明があり、オタクやギーク(コンピューターオタク)の思考回路とぴたりと合っている。
特に2人乗りの機体のダブルエントリーシステムは、観客に「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジと渚カヲルを思い起こさせる。
■見所2、中国製人型ロボットはカンフー殺法を駆使
人型ロボット5機のうち、中国製人型ロボットの「クリムゾン・タイフーン」は投げ技やとび蹴りといった中国カンフー殺法が得意で、敏捷性を重視し、3本腕を備える。
手の先には至近距離の戦いに適した回転のこぎりの爪のようなものがあり、破壊力に優れた攻撃的な武器となる。
「クリムゾン・タイフーン」の操縦士は、カナダで生まれ育った華僑の3つ子、劉智福(ランス・リウ)、劉智満(マーク・リウ)、劉智堂(チャールズ・リウ)が演じている。
3人の真紅の機体は赤と白の模様が入ったライオン型で、非常に中国らしい特色を備えている。
しかし、中国の観客にとって残念なのは、「クリムゾン・タイフーン」は戦闘能力は驚異的だが脇役のため、劇中のシーンは多くなく、世界を救うのはやはり日本と米国の「イェーガー」である点だ。
■見所3、存亡をかけた最後の大戦は熾烈を極める
世界を救うため、人型ロボット5機が謎の生命体「KAIJU」と熾烈な戦いを繰り広げるシーンが全編を通した映画最大のクライマックスとなっており、ロボットファンや怪獣映画ファンは十分に堪能できるだろう。
ストーリー自体は正直特に優れているわけではないが、強大な人型兵器と「KAIJU」の前では人類はなんと小さく弱いものかと実感する。
劇中で唯一精彩を放っているのは、人類役のヒロイン(菊池凛子)の幼少期を演じる日本の人気子役・芦田愛菜だ。
「芦田愛菜が登場したとき、驚きのあまり呆然とした。どうして泣いているだけでこんなに可愛いのか?
お願いだから大人にならないでくれ」
という声もあがっている。
■最大の見所―映画のエンディングでギレルモ監督が日本アニメにオマージュ捧げる
ロボットアニメは米国にも日本にもあるが、このジャンルは特に日本で流行した。
1970年代、日本経済が大きく発展するに伴い、アニメ製作の分野ではロボットに新しい意義が加わり、スーパーロボット系のアニメ(後にスーパーロボット系とリアル・ロボット系に分かれる)が誕生する。
「パシフィック・リム」のギレルモ・デル・トロ監督は日本アニメの影響を受けた多くの映画人の1人であり、「ゴジラ」などの怪獣映画を心から愛している。
エンディングロールには日本のアニメ製作人に対するオマージュが捧げられており、「マジンガーZ」の原作者で、日本アニメ史において初めて人間が乗り込んで操縦する日本型巨大ロボットを生み出した永井豪氏や、「機動戦士ガンダム」の生みの親であるアニメ監督の富野由悠季氏、初代「ゴジラ」の監督を務めた本多猪四郎氏の名前がクレジットされている。
(提供/人民網日本語版・翻訳/ MZ・編集/武藤)
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レコードチャイナ 配信日時:2013年8月12日 8時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75411&type=0
必殺技「エルボーロケット」は「ペガサス流星拳」!
映画の過度の意訳が批判の的に―中国
2013年8月9日、上映中のSF映画「パシフィック・リム」のセリフの中国語訳が“やり過ぎ”と批判の的となっている。
必殺技「Elbow Rocket(エルボーロケット)」の「天馬(ペガサス)流星拳」との訳が話題となったのがきっかけだが、サービス精神旺盛な訳者の賈秀●(ジア・シウイエン、●は王偏に炎)さんのユニークな訳は観衆には受け入れられなかったようだ。
インターネットではさらに、翻訳の基本的なミスも指摘されている。
北京青年報が伝えた。
「ガーフィールド2」の字幕翻訳がセリフの大胆なローカル化の先陣を切ったのを初めとして、海外映画の字幕翻訳はここ数年、しばしば話題の焦点となってきた。
最近上映となった「パシフィック・リム」は、興行収入はぐんぐんと伸びているものの、字幕の翻訳に疑念が投げかけられている。
最も批判が集まっているのが、必殺技の「Elbow Rocket」の「ペガサス流星拳」との訳。
想像力のあまりの飛躍に呆れた観客が非難を始めた。さらに作品中には多くの翻訳ミスがあり、元の意味と対立する箇所さえある。
ハリウッド映画の中国での人気の高まりに水を差すできごととなった。
2011年に公開された「カンフー・パンダ2」は、中国語訳されたセリフが親しみやすいと評判を呼び、映画の人気を押し上げた。
だが中国らしい言い回しが海外作品翻訳の標準スペックとなった現在、行き過ぎた翻訳に観客が反感を覚えるケースも増えている。
セリフのローカル化の流れを意識した翻訳者が流行語を入れようと躍起になるのは、できあがった西洋のごちそうに中華料理の切れ端を入れるようなものである。
アヒルに無理やり餌を食べさせるようなこうしたやり方に、最初は物珍しがって喜んでいた観客も、徐々に消化不良を起こし始めている。
近年の外国映画のセリフ翻訳の行き過ぎは、中国映画産業全体の環境の変化と同時に進行してきたものだ。
興行収入がここ数年で急増していることを祝い、ハリウッドの6大プロダクションが次々と国内市場への参入をアピールしていることを喜ぶと同時に、現在の映画産業が功利性を強め、浮き足立っているという事実にも直面しなければならない。
映画の芸術性と商業性とは表裏一体のものであり、映画がもたらす利潤を追求すること自体に是非はないが、一方への偏りは正さなければならない。
映画の翻訳は映画作りの一部であり、その第一の原則は訳の正確さである。
文学翻訳のように「正確さ、伝達性、美しさ」がすべて達成できればいいのはもちろんだ。
映画に親しみを抱かせるような流行語を入れることも、映画の魅力を強める手段として否定されるべきではない。
しかしその運用は映画の純度を保つことのできる範囲に限定するべきだ。
過度の娯楽化や商業化の傾向は映画産業全体にダメージを与える要素となりかねない。
過度の商業化は実際、映画産業の頭上に吊るされたダモクレスの剣であるだけではない。
外国文学の翻訳の質もかつて、読書家を失望させる問題として話題となった。
セリフ翻訳に関しては、映画ファンの期待が裏切られることのないよう願いたいものである。
(提供/人民網日本語版・翻訳/MA・編集/TF)
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レコードチャイナ 配信日時:2013年8月12日 11時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75428&type=0
「パシフィック・リム」で中国製ロボットは端役、
ギレルモ・デル・トロ監督「予算の都合」―中国メディア
●10日、中国でも大ヒット上映中の米SF映画「パシフィック・リム」のギレルモ・デル・トロ監督が、出番が少ない中国製ロボットに不満を覚える中国の観客にメッセージを送っている。写真は北京プレミアに登場した「クリムゾン・タイフーン」のパネル(左奥)。
2013年8月10日、中国でも大ヒット中の米SF映画「パシフィック・リム」のギレルモ・デル・トロ監督が、出番が少ない中国製ロボットに不満を覚える中国の観客にメッセージを送っている。
大手ポータルサイトの捜狐網(SOHU)が伝えた。
ギレルモ・デル・トロ監督のSF映画「パシフィック・リム」は、中国で先月31日に封切られ、10日間で興行成績は4億元(約63億円)を突破。
今年、中国で公開された海外作品の中では、最も早いスピードで数字を伸ばしている。
同作では、米国・ロシア・オーストラリア・日本・中国の5カ国による環太平洋防衛軍が開発した巨大ロボット「イェーガー」が登場。
太平洋の海底から出現した巨大生物「カイジュウ」(KAIJU)とバトルを繰り広げる。
大ヒット中ながら、観客が唯一不満を訴えるのが、中国製ロボット「クリムゾン・タイフーン」の弱さ。
5体のイェーガーのうち、メーンとなるのは米国と日本で、「クリムゾン・タイフーン」はあっという間に倒され画面から消失する。
この不満に対し、ギレルモ・デル・トロ監督が自らコメント。
「中国の皆さんには申し訳なく思っている。
本当はバトルシーンを用意したかったが、予算の都合で実現しなかった。
もし予算が許すなら、うちの娘たちが最も気に入っているイェーガーなので、もっと目立たせたかった」
と語っている。
「クリムゾン・タイフーン」を操縦するマッチョな3兄弟も、映画をきっかけに注目されている。
彼らは本物の3つ子で、名前は劉智福(ランス・リウ)、劉智満(マーク・リウ)、劉智堂(チャールズ・リウ)。
中華系とベトナムのハーフで、カナダで生まれ育った現役の大学生。
3人で起業し、スポーツアイテムの販売店も経営している。
高校時代からモデル活動をしていたのがきっかけで、「パシフィック・リム」のキャストに抜擢された。
3人はまったく中国語ができないため、わずかひと言のセリフのために2カ月かけて中国語を学んだという。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年8月19日 22時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75716&type=0
「パシフィック・リム」興収が異例の米国超え
=日本アニメの必殺技まで登場する“神字幕”も話題―中国
●18日、米SF映画「パシフィック・リム」の中国での興業成績が、本国を超えて世界トップに躍り出た。今年に公開された海外映画の中では最大の成功を収めている。
2013年8月18日、米SF映画「パシフィック・リム」の中国での興業成績が、本国を超えて世界トップに躍り出た。
今年に公開された海外映画の中では最大の成功を収めている。
新浪網が伝えた。
米「パシフィック・リム」は、中国で先月31日に封切られた。
発表されたデータによると、公開から18日目の興業成績は6億1800万元(約99億円)を突破。
米国ではこれまでの興業成績が9767万ドル(約95億円)となるため、中国が米国を抜いて各国トップに躍り出たことになる。
興業成績の国別シェアを見ても、中国の29.3%に対し、米国はやや低い28.3%。
米映画業界紙ハリウッド・レポーターによると、同作のの興業成績が4億ドル(約390億円)の大台に乗るかどうかは、中国市場にかかっているという。
しかし、好調な興業成績とは別に関心を集めるのが、お粗末かつ奇妙きわまる中国語字幕だ。
「population(人口)」を「pollution(汚染)」と間違え、「香港は最も汚染された場所」と訳すなど、単純なミスが続出する。
ロボット「イェーガー」が繰り出す攻撃「エルボーロケット」の翻訳が、なぜか日本の人気アニメの主人公による必殺技「ペガサス流星拳」になっており、ネット上では“神字幕”とまで呼ばれて熱い視線が注がれている。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年8月21日 16時1分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75812&type=0
“神字幕”の「パシフィック・リム」翻訳者
=「ペガサス流星拳」は「監督が日本アニメファンだから」―中国
●20日、米SF映画「パシフィック・リム」が中国で大ヒット中だが、“神字幕”とまで呼ばれるトンデモ字幕にも注目が集まっている。このほど、これを担当した翻訳者が、映画会社から干されたと話題になっている。
2013年8月20日、米SF映画「パシフィック・リム」が中国で大ヒット中だが、“神字幕”とまで呼ばれるトンデモ字幕にも注目が集まっている。
このほど、これを担当した翻訳者が、映画会社から干されたと話題になっている。
中国新聞網が伝えた。
中国で公開18日目を迎えた「パシフィック・リム」は、興業成績が6億1800万元(約99億円)に達した。
本国アメリカを抜き、各国トップの興行を記録している。
この好調ぶりとは別に注目を集めているのが、ネット上で“神字幕”“ヤンチャすぎる字幕”と評される同作の中国語字幕。
ロボットが繰り出す攻撃「エルボーロケット」をなぜか、日本の人気アニメの主人公による必殺技「ペガサス流星拳」と訳出しているのが最大の注目点となっている。
さらに、英単語を読み間違えて真逆の意味にしたりと、奇妙きわまる内容が盛りだくさんという。
この字幕を手がけた女性翻訳者への注目度も急上昇している。
配給元のワーナー社が、彼女を起用した中国電影集団に事情説明を求めてクレームをあげ、これを受けた同集団が彼女を干したとも報道されている。
彼女はこれまで、「メン・イン・ブラック3」「プロメテウス」といったハリウッド大作も担当してきたが、この時も誤訳・珍訳を連発し、「やりすぎだ」とネット上で話題になっていた。
賈さんは「ペガサス流星拳」という訳語を当てた理由について、同作のギレルモ・デル・トロ監督が日本アニメの大ファンであり、その影響が作品にも大きく反映されているため、「それを踏まえての表現だった」と説明した。
しかし、ベテランの字幕翻訳者はルールを無視したやり方や、下調べや裏取りを怠った彼女の字幕に「未熟だ」と不快感を示している。
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ロケットニュース24 約1時間前
http://rocketnews24.com/2013/08/23/361161/
中国で『パシフィック・リム』の技「エルボーロケット」が「ペガサス流星拳」と翻訳
→ 理由「監督は日本のアニメが好きだから」 → 米・映画会社からクレーム
現在、大ヒット上映中のハリウッド映画『パシフィック・リム』。監督のギレルモ・デル・トロ氏は、この映画は日本の特撮やアニメへのオマージュ作品であることを公言しており、公開前から注目されていた。
そして公開後、この映画の中国大陸版がにわかに注目されている。
というのも、映画の字幕のなかにとんでもない翻訳が見つかったからである。
●・「エルボーロケット」が「ペガサス流星拳」に
「エルボーロケット」は『パシフィック・リム』に登場する対怪獣ロボット「イェーガー」の必殺技名である。
イェーガーは技名を叫びながら技を繰り出す。
だが中国大陸版では、この大切なシーンの字幕が、「ペガサス流星拳」になっているというのだ。
●・確かに「ペガサス流星拳」だった
問題のシーンを動画で確認すると、字幕には確かに中国語で「ペガサス流星拳(天馬流星拳)」と表示されていた。
ペガサス流星拳は人気漫画『聖闘士星矢』に登場する必殺技で、『パシフィック・リム』とは1ミリの関係もない。
このまさかの翻訳が中国では「神翻訳!」と話題になり、そのおかげかどうかはわからないが、映画の興行収入もアメリカを抜くという快挙を成し遂げたそうだ。
●・ 翻訳者「日本アニメが好きな監督の作風に合うと思った」
だが、なぜ「エルボーロケット」が『パシフィック・リム』とは全く関係ない『聖闘士星矢』の技「ペガサス流星拳」になったのだろうか?
その理由を翻訳を担当した賈秀談(か・しゅうたん)氏は以下のように説明している。
「ギレルモ・デル・トロ監督は日本アニメファンなので、日本のアニメから技名を借りました」
「日本のアニメに敬意を払ってのことです。
原文の “Elbow Rocket” を中国語に直訳すると “肘部火箭” となります。
でも、エルボーロケットはペガサス流星拳に似ています。
どちらも腕に力をためて打撃を繰り返していますよね。
だから私は “ペガサス流星拳” と訳しても日本アニメが好きな監督の作風に合うと思ったのです」
●・ワーナー・ブラザーズにバレる → 翻訳者は干される
この「神翻訳」は中国ネットユーザー間で話題となったが、配給元のワーナー・ブラザーズの耳にも入ったようだ。
賈秀談氏を起用した中国の映画会社は、ワーナーに説明を求められ、賈氏は干された状態であるそうだ。
●・翻訳は正確さ重視か、雰囲気重視か
賈氏はこれまで『メイン・イン・ブラック3』や『プロメテウス』などの字幕翻訳にも携わっている。
しかし、過去にも誤訳や中国の流行語の多用があったため、度々議論の的になっていたそうだ。
もちろん、誤訳はあってはならないことだ。
だが、原文に忠実な訳だと文化背景の違いから観客に伝わらないこともある。
その際は、直訳ではないが意味が伝わる表現に改められることがあるのも事実。
どちらを採用すべきかは永遠のテーマであると言える。
「エルボーロケット」を「ペガサス流星拳」に訳したという今回の翻訳騒動、あなたはどう思うだろうか?
参照元:Youku、重慶視界(中国語)
▼これが問題のシーンだ、確かに「ペガサス流星拳(天馬流星拳)」と書かれている
▼現地ニュース動画、「ペガサス流星拳」は0:33~(中国動画サイト、表示されない場合は再読み込みしてください)
视频: 传《环太平洋》翻译遭中影封杀 因过度发挥 出现天马
http://v.youku.com/v_show/id_XNTk3NDY1NjIw.html
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レコードチャイナ 配信日時:2013年8月6日 22時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75197&type=0
日本アニメをリスペクトする米映画「パシフィック・リム」―中国メディア
●5日、日本アニメにオマージュを捧げて製作されたギレルモ・デル・トロ監督のSF3D超大作「パシフィック・リム」がこのほど中国も公開された。
2013年8月5日、日本アニメにオマージュを捧げて製作されたギレルモ・デル・トロ監督のSF3D超大作「パシフィック・リム」が先月31日に中国で初日を迎えた。
同映画では、中国、米国、ロシア、オーストラリア、日本の5カ国が人類の英知を結集し開発した巨大人型ロボット「イェーガー」が、太平洋の海底から出現した巨大生命体「KAIJU」と壮絶なバトルを繰り広げる。
中国では映画に引き続き、超ロングバージョンの中国語特番も公開され、現在爆発的な人気を集めている。
ここで、同映画の見所の3大ポイントを解明してみたい。
新華網が伝えた。
■見所1、ディテールに凝った設定がオタク心をくすぐる
「パシフィック・リム」のストーリーは、海底から次々に正体不明の謎の生命体「KAIJU」が出現するところから始まる。
世界中の都市を襲撃し始める「KAIJU」に対抗するため、人類は「イェーガー」と呼ばれる超巨大人型ロボットの軍事プロジェクトを発動し、巨大人型ロボットは戦場へ出動する。
劇中では「新世紀エヴァンゲリオン」に似た人型ロボットが5機登場する。
いずれも人類が設計したもので、背丈はエヴァンゲリオンよりもずっと高い。
興味深いのは、人型ロボットのデザイン設計が細かなディテールにこだわっている点で、重量や速度、武器、ショックアブソーバ、制震装置といったものにまで説明があり、オタクやギーク(コンピューターオタク)の思考回路とぴたりと合っている。
特に2人乗りの機体のダブルエントリーシステムは、観客に「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジと渚カヲルを思い起こさせる。
■見所2、中国製人型ロボットはカンフー殺法を駆使
人型ロボット5機のうち、中国製人型ロボットの「クリムゾン・タイフーン」は投げ技やとび蹴りといった中国カンフー殺法が得意で、敏捷性を重視し、3本腕を備える。
手の先には至近距離の戦いに適した回転のこぎりの爪のようなものがあり、破壊力に優れた攻撃的な武器となる。
「クリムゾン・タイフーン」の操縦士は、カナダで生まれ育った華僑の3つ子、劉智福(ランス・リウ)、劉智満(マーク・リウ)、劉智堂(チャールズ・リウ)が演じている。
3人の真紅の機体は赤と白の模様が入ったライオン型で、非常に中国らしい特色を備えている。
しかし、中国の観客にとって残念なのは、「クリムゾン・タイフーン」は戦闘能力は驚異的だが脇役のため、劇中のシーンは多くなく、世界を救うのはやはり日本と米国の「イェーガー」である点だ。
■見所3、存亡をかけた最後の大戦は熾烈を極める
世界を救うため、人型ロボット5機が謎の生命体「KAIJU」と熾烈な戦いを繰り広げるシーンが全編を通した映画最大のクライマックスとなっており、ロボットファンや怪獣映画ファンは十分に堪能できるだろう。
ストーリー自体は正直特に優れているわけではないが、強大な人型兵器と「KAIJU」の前では人類はなんと小さく弱いものかと実感する。
劇中で唯一精彩を放っているのは、人類役のヒロイン(菊池凛子)の幼少期を演じる日本の人気子役・芦田愛菜だ。
「芦田愛菜が登場したとき、驚きのあまり呆然とした。どうして泣いているだけでこんなに可愛いのか?
お願いだから大人にならないでくれ」
という声もあがっている。
■最大の見所―映画のエンディングでギレルモ監督が日本アニメにオマージュ捧げる
ロボットアニメは米国にも日本にもあるが、このジャンルは特に日本で流行した。
1970年代、日本経済が大きく発展するに伴い、アニメ製作の分野ではロボットに新しい意義が加わり、スーパーロボット系のアニメ(後にスーパーロボット系とリアル・ロボット系に分かれる)が誕生する。
「パシフィック・リム」のギレルモ・デル・トロ監督は日本アニメの影響を受けた多くの映画人の1人であり、「ゴジラ」などの怪獣映画を心から愛している。
エンディングロールには日本のアニメ製作人に対するオマージュが捧げられており、「マジンガーZ」の原作者で、日本アニメ史において初めて人間が乗り込んで操縦する日本型巨大ロボットを生み出した永井豪氏や、「機動戦士ガンダム」の生みの親であるアニメ監督の富野由悠季氏、初代「ゴジラ」の監督を務めた本多猪四郎氏の名前がクレジットされている。
(提供/人民網日本語版・翻訳/ MZ・編集/武藤)
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レコードチャイナ 配信日時:2013年8月12日 8時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75411&type=0
必殺技「エルボーロケット」は「ペガサス流星拳」!
映画の過度の意訳が批判の的に―中国
2013年8月9日、上映中のSF映画「パシフィック・リム」のセリフの中国語訳が“やり過ぎ”と批判の的となっている。
必殺技「Elbow Rocket(エルボーロケット)」の「天馬(ペガサス)流星拳」との訳が話題となったのがきっかけだが、サービス精神旺盛な訳者の賈秀●(ジア・シウイエン、●は王偏に炎)さんのユニークな訳は観衆には受け入れられなかったようだ。
インターネットではさらに、翻訳の基本的なミスも指摘されている。
北京青年報が伝えた。
「ガーフィールド2」の字幕翻訳がセリフの大胆なローカル化の先陣を切ったのを初めとして、海外映画の字幕翻訳はここ数年、しばしば話題の焦点となってきた。
最近上映となった「パシフィック・リム」は、興行収入はぐんぐんと伸びているものの、字幕の翻訳に疑念が投げかけられている。
最も批判が集まっているのが、必殺技の「Elbow Rocket」の「ペガサス流星拳」との訳。
想像力のあまりの飛躍に呆れた観客が非難を始めた。さらに作品中には多くの翻訳ミスがあり、元の意味と対立する箇所さえある。
ハリウッド映画の中国での人気の高まりに水を差すできごととなった。
2011年に公開された「カンフー・パンダ2」は、中国語訳されたセリフが親しみやすいと評判を呼び、映画の人気を押し上げた。
だが中国らしい言い回しが海外作品翻訳の標準スペックとなった現在、行き過ぎた翻訳に観客が反感を覚えるケースも増えている。
セリフのローカル化の流れを意識した翻訳者が流行語を入れようと躍起になるのは、できあがった西洋のごちそうに中華料理の切れ端を入れるようなものである。
アヒルに無理やり餌を食べさせるようなこうしたやり方に、最初は物珍しがって喜んでいた観客も、徐々に消化不良を起こし始めている。
近年の外国映画のセリフ翻訳の行き過ぎは、中国映画産業全体の環境の変化と同時に進行してきたものだ。
興行収入がここ数年で急増していることを祝い、ハリウッドの6大プロダクションが次々と国内市場への参入をアピールしていることを喜ぶと同時に、現在の映画産業が功利性を強め、浮き足立っているという事実にも直面しなければならない。
映画の芸術性と商業性とは表裏一体のものであり、映画がもたらす利潤を追求すること自体に是非はないが、一方への偏りは正さなければならない。
映画の翻訳は映画作りの一部であり、その第一の原則は訳の正確さである。
文学翻訳のように「正確さ、伝達性、美しさ」がすべて達成できればいいのはもちろんだ。
映画に親しみを抱かせるような流行語を入れることも、映画の魅力を強める手段として否定されるべきではない。
しかしその運用は映画の純度を保つことのできる範囲に限定するべきだ。
過度の娯楽化や商業化の傾向は映画産業全体にダメージを与える要素となりかねない。
過度の商業化は実際、映画産業の頭上に吊るされたダモクレスの剣であるだけではない。
外国文学の翻訳の質もかつて、読書家を失望させる問題として話題となった。
セリフ翻訳に関しては、映画ファンの期待が裏切られることのないよう願いたいものである。
(提供/人民網日本語版・翻訳/MA・編集/TF)
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年8月12日 11時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75428&type=0
「パシフィック・リム」で中国製ロボットは端役、
ギレルモ・デル・トロ監督「予算の都合」―中国メディア
●10日、中国でも大ヒット上映中の米SF映画「パシフィック・リム」のギレルモ・デル・トロ監督が、出番が少ない中国製ロボットに不満を覚える中国の観客にメッセージを送っている。写真は北京プレミアに登場した「クリムゾン・タイフーン」のパネル(左奥)。
2013年8月10日、中国でも大ヒット中の米SF映画「パシフィック・リム」のギレルモ・デル・トロ監督が、出番が少ない中国製ロボットに不満を覚える中国の観客にメッセージを送っている。
大手ポータルサイトの捜狐網(SOHU)が伝えた。
ギレルモ・デル・トロ監督のSF映画「パシフィック・リム」は、中国で先月31日に封切られ、10日間で興行成績は4億元(約63億円)を突破。
今年、中国で公開された海外作品の中では、最も早いスピードで数字を伸ばしている。
同作では、米国・ロシア・オーストラリア・日本・中国の5カ国による環太平洋防衛軍が開発した巨大ロボット「イェーガー」が登場。
太平洋の海底から出現した巨大生物「カイジュウ」(KAIJU)とバトルを繰り広げる。
大ヒット中ながら、観客が唯一不満を訴えるのが、中国製ロボット「クリムゾン・タイフーン」の弱さ。
5体のイェーガーのうち、メーンとなるのは米国と日本で、「クリムゾン・タイフーン」はあっという間に倒され画面から消失する。
この不満に対し、ギレルモ・デル・トロ監督が自らコメント。
「中国の皆さんには申し訳なく思っている。
本当はバトルシーンを用意したかったが、予算の都合で実現しなかった。
もし予算が許すなら、うちの娘たちが最も気に入っているイェーガーなので、もっと目立たせたかった」
と語っている。
「クリムゾン・タイフーン」を操縦するマッチョな3兄弟も、映画をきっかけに注目されている。
彼らは本物の3つ子で、名前は劉智福(ランス・リウ)、劉智満(マーク・リウ)、劉智堂(チャールズ・リウ)。
中華系とベトナムのハーフで、カナダで生まれ育った現役の大学生。
3人で起業し、スポーツアイテムの販売店も経営している。
高校時代からモデル活動をしていたのがきっかけで、「パシフィック・リム」のキャストに抜擢された。
3人はまったく中国語ができないため、わずかひと言のセリフのために2カ月かけて中国語を学んだという。
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年8月19日 22時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75716&type=0
「パシフィック・リム」興収が異例の米国超え
=日本アニメの必殺技まで登場する“神字幕”も話題―中国
●18日、米SF映画「パシフィック・リム」の中国での興業成績が、本国を超えて世界トップに躍り出た。今年に公開された海外映画の中では最大の成功を収めている。
2013年8月18日、米SF映画「パシフィック・リム」の中国での興業成績が、本国を超えて世界トップに躍り出た。
今年に公開された海外映画の中では最大の成功を収めている。
新浪網が伝えた。
米「パシフィック・リム」は、中国で先月31日に封切られた。
発表されたデータによると、公開から18日目の興業成績は6億1800万元(約99億円)を突破。
米国ではこれまでの興業成績が9767万ドル(約95億円)となるため、中国が米国を抜いて各国トップに躍り出たことになる。
興業成績の国別シェアを見ても、中国の29.3%に対し、米国はやや低い28.3%。
米映画業界紙ハリウッド・レポーターによると、同作のの興業成績が4億ドル(約390億円)の大台に乗るかどうかは、中国市場にかかっているという。
しかし、好調な興業成績とは別に関心を集めるのが、お粗末かつ奇妙きわまる中国語字幕だ。
「population(人口)」を「pollution(汚染)」と間違え、「香港は最も汚染された場所」と訳すなど、単純なミスが続出する。
ロボット「イェーガー」が繰り出す攻撃「エルボーロケット」の翻訳が、なぜか日本の人気アニメの主人公による必殺技「ペガサス流星拳」になっており、ネット上では“神字幕”とまで呼ばれて熱い視線が注がれている。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年8月21日 16時1分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75812&type=0
“神字幕”の「パシフィック・リム」翻訳者
=「ペガサス流星拳」は「監督が日本アニメファンだから」―中国
●20日、米SF映画「パシフィック・リム」が中国で大ヒット中だが、“神字幕”とまで呼ばれるトンデモ字幕にも注目が集まっている。このほど、これを担当した翻訳者が、映画会社から干されたと話題になっている。
2013年8月20日、米SF映画「パシフィック・リム」が中国で大ヒット中だが、“神字幕”とまで呼ばれるトンデモ字幕にも注目が集まっている。
このほど、これを担当した翻訳者が、映画会社から干されたと話題になっている。
中国新聞網が伝えた。
中国で公開18日目を迎えた「パシフィック・リム」は、興業成績が6億1800万元(約99億円)に達した。
本国アメリカを抜き、各国トップの興行を記録している。
この好調ぶりとは別に注目を集めているのが、ネット上で“神字幕”“ヤンチャすぎる字幕”と評される同作の中国語字幕。
ロボットが繰り出す攻撃「エルボーロケット」をなぜか、日本の人気アニメの主人公による必殺技「ペガサス流星拳」と訳出しているのが最大の注目点となっている。
さらに、英単語を読み間違えて真逆の意味にしたりと、奇妙きわまる内容が盛りだくさんという。
この字幕を手がけた女性翻訳者への注目度も急上昇している。
配給元のワーナー社が、彼女を起用した中国電影集団に事情説明を求めてクレームをあげ、これを受けた同集団が彼女を干したとも報道されている。
彼女はこれまで、「メン・イン・ブラック3」「プロメテウス」といったハリウッド大作も担当してきたが、この時も誤訳・珍訳を連発し、「やりすぎだ」とネット上で話題になっていた。
賈さんは「ペガサス流星拳」という訳語を当てた理由について、同作のギレルモ・デル・トロ監督が日本アニメの大ファンであり、その影響が作品にも大きく反映されているため、「それを踏まえての表現だった」と説明した。
しかし、ベテランの字幕翻訳者はルールを無視したやり方や、下調べや裏取りを怠った彼女の字幕に「未熟だ」と不快感を示している。
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ロケットニュース24 約1時間前
http://rocketnews24.com/2013/08/23/361161/
中国で『パシフィック・リム』の技「エルボーロケット」が「ペガサス流星拳」と翻訳
→ 理由「監督は日本のアニメが好きだから」 → 米・映画会社からクレーム
現在、大ヒット上映中のハリウッド映画『パシフィック・リム』。監督のギレルモ・デル・トロ氏は、この映画は日本の特撮やアニメへのオマージュ作品であることを公言しており、公開前から注目されていた。
そして公開後、この映画の中国大陸版がにわかに注目されている。
というのも、映画の字幕のなかにとんでもない翻訳が見つかったからである。
●・「エルボーロケット」が「ペガサス流星拳」に
「エルボーロケット」は『パシフィック・リム』に登場する対怪獣ロボット「イェーガー」の必殺技名である。
イェーガーは技名を叫びながら技を繰り出す。
だが中国大陸版では、この大切なシーンの字幕が、「ペガサス流星拳」になっているというのだ。
●・確かに「ペガサス流星拳」だった
問題のシーンを動画で確認すると、字幕には確かに中国語で「ペガサス流星拳(天馬流星拳)」と表示されていた。
ペガサス流星拳は人気漫画『聖闘士星矢』に登場する必殺技で、『パシフィック・リム』とは1ミリの関係もない。
このまさかの翻訳が中国では「神翻訳!」と話題になり、そのおかげかどうかはわからないが、映画の興行収入もアメリカを抜くという快挙を成し遂げたそうだ。
●・ 翻訳者「日本アニメが好きな監督の作風に合うと思った」
だが、なぜ「エルボーロケット」が『パシフィック・リム』とは全く関係ない『聖闘士星矢』の技「ペガサス流星拳」になったのだろうか?
その理由を翻訳を担当した賈秀談(か・しゅうたん)氏は以下のように説明している。
「ギレルモ・デル・トロ監督は日本アニメファンなので、日本のアニメから技名を借りました」
「日本のアニメに敬意を払ってのことです。
原文の “Elbow Rocket” を中国語に直訳すると “肘部火箭” となります。
でも、エルボーロケットはペガサス流星拳に似ています。
どちらも腕に力をためて打撃を繰り返していますよね。
だから私は “ペガサス流星拳” と訳しても日本アニメが好きな監督の作風に合うと思ったのです」
●・ワーナー・ブラザーズにバレる → 翻訳者は干される
この「神翻訳」は中国ネットユーザー間で話題となったが、配給元のワーナー・ブラザーズの耳にも入ったようだ。
賈秀談氏を起用した中国の映画会社は、ワーナーに説明を求められ、賈氏は干された状態であるそうだ。
●・翻訳は正確さ重視か、雰囲気重視か
賈氏はこれまで『メイン・イン・ブラック3』や『プロメテウス』などの字幕翻訳にも携わっている。
しかし、過去にも誤訳や中国の流行語の多用があったため、度々議論の的になっていたそうだ。
もちろん、誤訳はあってはならないことだ。
だが、原文に忠実な訳だと文化背景の違いから観客に伝わらないこともある。
その際は、直訳ではないが意味が伝わる表現に改められることがあるのも事実。
どちらを採用すべきかは永遠のテーマであると言える。
「エルボーロケット」を「ペガサス流星拳」に訳したという今回の翻訳騒動、あなたはどう思うだろうか?
参照元:Youku、重慶視界(中国語)
▼これが問題のシーンだ、確かに「ペガサス流星拳(天馬流星拳)」と書かれている
▼現地ニュース動画、「ペガサス流星拳」は0:33~(中国動画サイト、表示されない場合は再読み込みしてください)
视频: 传《环太平洋》翻译遭中影封杀 因过度发挥 出现天马
http://v.youku.com/v_show/id_XNTk3NDY1NjIw.html
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翻訳騒動が一段落したと思ったら、今度は政治論争が吹き出してきた。
いろいろ話題を提供してくれる『パシフィック・リム』である。
ちなみに、「カイジュウ」とは「中国」を指しているのだという。
なるほど、思いもしなかったが、よくよく考えてみるとありえるかも。
いまの世界で、「カイジュウ」と言われる国は確かに中国しかない。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年8月23日 15時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75914&type=0
映画「パシフィック・リム」は中国のイメージをおとしめている!
日米同盟を反映―中国紙
2013年8月23日、解放軍報によると、最近、米国のSF映画「パシフィック・リム」が上映されヒットしているが、
この映画には米国のアジア太平洋戦略が反映されているという。
「パシフィック・リム」では、日本人の女の子が怪獣に飲み込まれそうになるところを
米国の戦士が助け、助けられた女の子は米国の教育を受け、やがて自らも1人の戦士となる。
怪獣を倒した後、負傷した米国人パートナーを抱き、情熱的に「離れないで」と言うのだ。
まさに、現実の世界の日米同盟である。
怪獣を倒す大事な場面の舞台は、「偶然にも」香港に隣接する南シナ海である。
米国の戦士は香港を守り、アジア太平洋地域を安定させて人類を救うという役回りだが、中国人は怪獣の肉や内臓などを食品に加工して販売したり、怪獣の体内の寄生虫を食べたりする様子が描かれ、中国のイメージを大きくおとしめている。
ハリウッドは、これまでずっと米国の価値観と世界戦略の宣伝に使われてきた。
「アイス・エイジ」では当時世界各国で論争のあった世界の異常気象を描き、
「007ダイ・アナザー・デイ」では北朝鮮が“悪の枢軸国”として描かれた。
これらの映画は、中国から莫大(ばくだい)な資金を吸い取っていくだけでなく、若い世代に西洋の価値観を植え付けている。
この「パシフィック・リム」もハリウッドのこれまでの流れを引き継いだものと言え、米国の目下のアジア太平洋地域の戦略と図らずも一致する。
「怪獣」が何を指しているかは言わずもがなである。
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ウーン、そう言われれば素直に納得できる論旨である。
【 うすっぺらな遺伝子 】
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