昨日、オーストラリア市民権認承式へ行った。
これで息子はオーストラリア国民となり、永住権を放棄して日本へ帰った娘は日本国民で、兄妹は別の国民となることになった。
その認承式だが、場所はゴールドコースト市役所隣のアートセンターのパラダイスルーム。
下はそのお知らせ。
我が家は私と家人とヒマ人をしている息子の友だちのルークの4人。
ルークは数年前、大阪の桜の下で結婚式を挙げたという変人の部類。
受付で書類をもらう。
その中にはいろいろはいっている。
例えばオーストラリア国家歌詞
例えばオーストラリア国旗の由来。
これを唱和することで、はじめて市民権が授けられる。
その内容は下に書かれている。
つまり一斉にそれを読み上げることになる。
この言葉には2種類ある。
「pledge number 1」と「pledge number 2」である。
息子のものは「pledge number 1」のものである。
裏にその分類が記載されている。
まず「1」のグループが起立して唱和する。
次に「2」のグループが起立して」唱和する。
その比率は「2」グループは「1」の半分くらい。
記載されている内容の1箇所が違っている。
それがどこかというと1行目の終わりにある
「under God」
である。
「神のもとで」である。
つまり宗教的相違である。
ここの神とは宗教的にキリスト教になる。
無神論者や別の宗教信者はこの誓詞を読み上げるわけにはいかなくなる。
その部分がカットされるのが「2」になる。
『
今から将来にわたり
私はオーストラリアとその国民への忠誠を誓います。
オーストラリア国民の民主主義の信念を共有し
オーストラリア国民の権利と自由を尊重し
オーストラリアの法を守り、これに従います。
』
ちなみに息子はキリスト教信者ではない。
いわゆるいい加減な日本教(仏教であり神道であり、クリスマスはキリスト教に変心する)である。
なぜ「1」なのかというと、「どっちでもよかった」ということだけの理由による。
●左の方はゴールドコースト市長:トム・テイト氏(Tom Tate)です
市民権を取得した人の出身は今回二十数カ国。
ちなみに日本人は息子だけだった。
国歌斉唱。
●閉会
帰りがけにもらったのはオレンジの苗木。
借家住まいなのでいつ引っ越しするかわからないので、庭に植えるわけにもいかない。
マンション住まいなったら、どうなる。
しばらくポットで育て、大きくなりすぎたら、已む得ないので庭に植えよう。
【 うすっぺらな遺伝子 】
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