2013年2月16日土曜日

コモントゲハシムシクイ:小紋刺嘴鴫 ?

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 ミサゴの巣柱からものの100mも離れていないところで撮ったのがこの写真と動画。
 『Yelloe-rumped Thornbill』という名前の鳥。
 和名では「コモントゲハシムシクイ」。
 漢字を当てると「小紋刺嘴鴫」となるのではないかと思っているのだが。
 頭の額に当たる部分に小紋の刺のような模様があるので、そう漢字を当てただけである。
 調べてみたのだが、正確な漢字名が見つからない。
 もしわかって間違っていたら、その時点で修正します。

 下の図でみるように、南回帰線の南域に横断的に広く分布しており、それが人間が住む領域と一致しているため、オーストラリアの生態系調査に使われることがある鳥でもある。
 特に低い木に生息して、芝生を跳ねまわり、あまり人間を恐れない性格なので、研究対象にしやすいのであろう。

とはいうものの、この鳥に出会ったという人は少ない。
 でもちゃんゴールドコーストにもいます。
 この場所、つまりゴールドコーストブリッジからブロードウオーター・キャラバンパークにかけての2キロほどの遊歩道を散策すると出会えます。
 ただ、10cmという非常に小さな鳥ですので、目こぼれしてしまう可能性が大きいです。
 もし、「チッチッチッ」というかすかな鳴き声を耳にしたら、探してみて下さい。
 きっと見つけることができると思います。
 お尻が黄色いかわいい鳥です。
 なを、この場所以外でこの鳥を見つけたことはないので、今のところここが唯一の観察場所になります。








 この鳥、遊歩道の際の松の木に好んで止まっています。
 こちらが動かなければ警戒心が薄いので、じっくりバードウオッチングできます。



イーグルを思わせる50センチほどの大きなミサゴと、なんとも愛らしい小さな鳥コモントゲハシムシクイを同日に出会ったので、その対比の面白さで書いてみました。



【 うすっぺらな遺伝子 


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