2014年5月6日火曜日

アトピーに効くとは書いていない『アピット ジェル』(2) :コワ~いクスリと道後の湯

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●「アピット ジェル」 

続いて、2013年5月の日記から。

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2013年05月01日(水)
 昨夜は少し剥けた皮膚の部分があとになって痛み始めた。
  寝るのをやめて起きてしまった。
 半睡といったところになる。
 夜明け方に昨日の残りの半錠のクスリを飲む。
 これからどうなっていくのだろう。
 感染症にかかった部分の皮膚が繰り返し剥けることによって治っていくのだろうとは思う。
 同じ部分の皮膚が何度もむけると新しい皮膚が外気に馴染む時間がなくなり痛くなるのではないだろうか。
 よって皮膚が剥け続けるかぎり、痛みは続くということになる。
 どのくらいむけたら感染症に侵されていない皮膚が出てくるのであろうか。

2013年05月02日(木)
 昨夜は寝むれた。
 顔はガサガサで触ると痛いが、触ることもなく熟睡した。
 快方の方向へ向かっているのだと思う。
 クスリだが、飲むべきかやめるべきか、少々迷っている。
 「ぶり返し」をおそれているのでやはり半錠飲もうかと思って、一錠を割ってみたら3つになったので、ちょうどいい1/3錠を飲んでおいた。
 さて、これから顔の皮めくりはどうなっていくのだろう。
 夕方、感染症の症状は非常に穏やかになっている。
 それによって皮膚がカサカサになってきておりこれが小さな痛みとカユカユを引き起こしている。
 オロナイン軟膏は空になり、もらってきている殺菌の軟膏だが、これもだんだん少なくなってきている。
 沁みることのない部分ではフジマートで買ってきたアロエクリームを使っている。
 やりくりである。
 ただこれも沁みる部分では痛くて使えない。
 夜、久しぶりに風呂に入った。
 これまで首周りが感染症なので入れなかった。
 しかし入ったら痒くなった。
 アロエを塗りこんだ、これは薬用作用はない。
 ただ保湿するだけである。
 でも結構使えた。
 風呂に入った関係でカサカサの肌に若干湿り気が出て痛みが和らいだのかもしれない。
 オロナインは日本の送ってもらうようにしてあるが、送られてくるのは早くで来週の半ば過ぎだろう。
 それまではこのアロエで感染症のカサカサをおしとどめようと思っているのだが。

2013年05月03日(金)
 今朝、顔を洗った。
 指定されたph5.5の洗顔クリームである。
 いつもは洗うときはヒリヒリして手早くあらってタオルで顔を押し込んで痛みを和らげるのだが、今朝はそのようなことはなかった。
 相当治ってきているようである。
 顔とアゴの皮膚がささくれだって相変わらず剝けている。
 感染症の症状はいまは上唇・下唇に残っている。
 クスリはやめようと思っているが、まだクチビルに症状が残っているので、1/3錠飲んだ。

 午後一番ほどでオロナイン軟膏が届いた。
 こんなに早く届くとは。
 助かった。

2013年05月04日(土)
 結構よくなってきている。
 でもまだ皮は剥け続けている。
 クチビルの炎症も収まってはいない。
 1/3錠飲んだ。
 明日からどうするか。
 クスリが強いだけに、飲むのにためらいを感じるが、でも症状がある限りのんだほうがいいだろうとも思う。
 ぶり返しを抑えるためにも、ある程度徹底的にしておいた方がいいようにも思える。
 どうするかは明日の朝の症状次第だろう。

2013年05月05日(日)
  何かイマイチ治ったという実感がない。
 症状をクスリを抑えこんでいるという感じである。
 クスリはどうしようかと迷ったが、飲むことにした。
 一錠を3ツにわけて、その一つを飲んだ。
 よかったのかどうかは分からない。
 しかたがないだろう。
 ここしばらく身体に痒みが出ている。
 気にするほどのことでもないが、以前にもそういうかゆみからアゴがゴワゴワになったことがあった。
 初期症状というかもしかしたら感染症の軽い状態だと身体に痒みがでるのかもしれない。
 感染症の一つにジンマシンというのもあるので、おそらくそうだろう。

2013年05月06日(月)
 クスリ1/3錠:クチビルは相変わらずで、アゴとホホはかさかさで皮が剥ける。
 まだまだである。
 背筋にそってブツブツが出ている。
 ジンマシンもどきであろうか。

2013年05月07日(火)
 1/3錠飲む。症状は変わらない。

2013年05月08日(水)
 1/3錠飲む。症状は変わらない。

2013年05月09日(木)
 昨夜、突然に感染症が復活した。
 アゴが割れ、皮膚が大きくゴワゴワになり、その隙間から汁が出始めてきた。
 感染症の根治には時間がかかるということだから、こういうことの繰り返しとなるのだろうか。
 それとも単なるブリ返しであろうか。
 クスリを1錠飲んだ。
 さすがは強いクスリだ。
 しばらくすると進行がパタリと止まった。
 ヒフの割れやゴワゴワはそのままで、汁の発生はなくなり、周囲への拡散も止まっている。
 まったくよく効くクスリで怖いほどだが、でもありがたい。
 昨夜は明け方、ヒフがかさかさになって5時頃起きてしまったが、今朝はゆっくりで7時まで寝ていた。

2013年05月10日(金)
 昨夜は、11時ころに感染症が活性化した。
 一錠のんだらまた収まった。

2013年05月11日(土)
 昨夜は半錠飲んで様子をみた。
 半錠だと効かないようだ。
 ウミ汁が出続けている。
 感染症は一進一退である。
 一週間後には日本へ行かねばならない。
 心理的に行きたくないが、いかないわけにはいかない。
 あと一週間でどうなっているかである。
 いくときはクスリを始めとしていろいろな備えをしていかないといけないだろう。

2013年05月12日(日)
 昨夜、クスリを1錠飲んだので、症状は収まっている。
 剃り刃は使えないので電気カミソリは持っていって空港でマルチタップを購入することにする。
 ただどうだろう、100Vと200Vでは充電はうまくいくのであろうか。
 残りの錠数を数えたら出発まで1錠づつ飲んでいくと、14錠がのこる。
 日程は16日なので、なんとかなりそうである。

2013年05月13日(月)
 夜中に1錠飲んだので、今日もまあまあである。

2013年05月14日(火)
 朝、7時に1錠飲む。

2013年05月15日(水)
 朝、7時に1錠飲む

2013年05月16日(木)
 クスリのラベルをよく読んでみると、コップ1杯のミルクと一緒に飲め、とあるがこれまで水で軽く飲んでいたのだが。
 牛乳と一緒に飲めとは先生も薬剤師も言わなかった。
 それにもう一つ。
 2週間でstopしろとある。
 そこで今日は飲むのをやめた。
 明日、医者に行って旅行中に服用していいクスリをもらってきたいと思っている。
 

  天の神様は旅行は「ヤメロ」といっている
 が‏、強いクスリで炎症を抑えこんでいます。
このクスリ2週間以上使っては危険ということです。
ということは、時間がたつとまたぶり返して発症する可能性もあります。
患部は温めてはいけないと言われていますが、温泉へ行くのですから体全体が暖まってしまうし、その成分が感染症に刺激的ということもあります。
天の神様は「旅行はやめろ」と言っているようです。
できれば延ばしたいのですが、そういうわけにもいかない。
明日、医者へ行って旅行中はどうしたらいいのか聞いてくるつもりです。

(注).上の『』内は日本に送ったメールの一部である。

 旅行の用意を始めた。

2013年05月17日(金)
 クスリは飲まない。
 夜、医者へいく。
 血圧と尿の検査をする。
 血圧が高いので日本で見てもらえという。
 尿は正常であった。
 道後温泉の成分を提示すると、
 「この温泉はいいでしょう。 症状が良くなるかもしれません 」
との返事であった。
 道後温泉は重曹湯で皮膚病にいいらしい。
 前にもらったことのあるアレルギー錠剤と軟膏を買う。
 さらに血圧降下剤まで買わされてしまった。


やはり天の神様は「ヤメロ」と言っている。
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 医者へいった。
 血圧を計って、尿の検査をする。
 感染症で4回行くことになったが、こんな検査をしたのははじめてだ。
 尿は正常だったが、血圧は高いので日本にいったら検査してもらえという。
 オレは医者にかかりに日本へいくわけではない。
 そして、血圧降下剤までもらってしまった。
 朝方飲めという。
 コレをのむと、フラッとするので注意しろともいう。
 飲みたくない。
 コレを飲まないと旅行中に高血圧でぶっ倒れるとでもいうのであろうか。
 感染症はアレルギーのクスリ、軟膏、それにあの強烈に強いクスリと、合わせて4種類のドクター処方箋のクスリを持ち歩くことになる。
 やはり天の神様は旅行を「ヤメロ」と言っている。
 一式クスリをもって旅行するなんで初めてのことだ。
 イヤダ、イヤダ。

(注).上の『』内は日本に送ったメールの一部である。

<<18日以降は日本から帰ってきてから、メモにそって書いている>>
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 長くなったがこれが1年前のアトピ-の経過である。
 ヒゲ剃り負けによる「感染症」ということだが、私は「アトピー」だと思っている。

 さて、翌日の18日にイヤイヤながらに大阪に向かう。
 顔はゴワゴワ。
 飛行機に乗るのも抵抗があるほど。
 リンパ汁は止まっているので、手まめにオロナインを塗って顔のごわごわをほぐす。
 翌日、墓参りをした後、道後温泉へ。
  宿泊は道後グランドホテル。


道後グランドホテル 2013年9月20日
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=652841631407789&id=151993994825891·

[ ~道後温泉の効能~ ]
道後温泉は、古来より、治療に使われていた名湯。
 
当館のお風呂は、道後温泉からの引き湯となっており、夜の1時までご利用いただけます。
名湯を何度でもご堪能くださいませ♪

道後温泉 源泉
泉質:アルカリ性単純温泉
温度:約42~51度

効能:
禁忌症 急性疾患(特に熱のある場合) 活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病 呼吸不全、腎不全、出血性疾患 高度の貧血 その他一般に病勢進行中の疾患 適応症、神経痛、筋肉痛、関節痛 五十肩、運動麻痺、関節のこわばり うちみ・くじき、慢性消化器病、痔疾 冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進
※ 効能は万人にその効果を保証するものではありません。

 この効用にアトピー性皮膚炎はない。

 3泊した。
 重曹湯とのことでひたすら温泉に入って顔を洗っていた。
 そのせいかと思う、実に肌が前より艶が出てきた。

 ちなみにこの間、強いクスリは半錠づつ飲んでいる。 
 もちろん、アトピーが治ったわけではない。
 しかし、もしこのまま半月も道後のアルカリ性の湯に親しんだらアトピーなどは治るのではないかと思ったほどである。

 東京へ入った翌日、すぐに近くの皮膚科へいく。
 出してくれたのが、「コロイド」と「リンデロン」。
 オーストラリアの医者のように飲み薬はない。
 塗り薬だけ。
 共にステロイド系だが危惧感はまったくない。
 「治るクスリが良いクスリ」
と思っている。
 塗り薬のステロイドなど長期間使わなければどうということもない。
 なにしろ2週間以上飲んではいけないという、あのとんでもないクスリを恐る恐る飲んでいたのだから。

 後日の評価になるが、 
このステロイドのクスリの効果だが、正直なところ効かなかった
のではないかと思う。
 やはり、あの強力なクスリと道後温泉がアトピーには一番効果があったように思える。
 なを、東京に入ってからは強いクスリは飲んでいない。
 ビッグカメラで血圧計を買って帰ってきた。


 さて、話を戻そう。
 日本から帰って、体の別の部所に軽いアトピーが出た。
 皮膚がゴワゴワになる程度のものである。
 そのとき日本から送ってもらったのは皮膚炎のクスリである。
 それが下記のもの。
 この時はこれで治った。





 
 今回はこれが使えない。
 「ムヒアルファS」はゴワゴワ皮膚にはよく効く。
 でも割れてきてリンパ汁が出てくるようになると、清涼感が痛みに変わる。
 ヒリヒリとしてとても治療には使えない。




  「アセモテーマs」は塗ると上の写真のように白く残ってしまう。
 包帯の巻けるところはいいが、顔には使えない。
 こんな真っ白な顔で市中を徘徊できるほど私の肝っ玉は太くない。
 夜だけ使うことになる。
 そしこのクスリの効用だが、冒された皮膚を垢のように落とす効果がある。
 つまり炎症で死にかけた皮膚をどんどん削っていき、新しい皮膚を表出させるのである。
 「バクトロバン」と同じ効用である。
 それでは治らない。

 ところがいい按配に家人が法事で日本に行っている。
 帰りは息子の市民権認承式に出席するためにその前日になる。
 そこで注文を出した。
 「花粉アレルギーによるアトピーのクスリを探して欲しい
 条件は
 「清涼感のあるものはヒリヒリして使えないからダメ。
 透明で刺激のないもの

 空港へ迎えにいく。
 この日、最悪の状態。
 皮膚があちこち割れ、リンパ汁が溢れ出る。
 患部は真っ赤っ赤。
 つまり鼻からアゴにかけて三角形状に皮膚がやられている。
  ハンカチ片手に隠すようにリンパ汁を拭う。
 前日は半分寝ていない。
 だが、昨年のように痛みで寝られないということではない。 
 痒みと不快感で眠れないのである。

 人前に出られないことを除けば苦痛それ自体は前回の1/10ほどでしかない。
 しかし、空港にいくとなるとためらいがある。
 人の目がどうにも気になる。
 何とか家人をピックアップしてスーパーマーケットへ。
 明日の認承式にはこの状態ではでられない。
 薬局へいき、マスクを2つ買う。
 1つは今日用に、2つ目は明日用に。
 先にも述べたがここではマスクをする人はいない。
 よって薬局にもマスクは見当たらない。
 店員に聞いてわかったのはここでは一種類のマスクしかおいていない。
 それは「手術用マスク」。
 しかしないよりはいい。

 後日の話だが、なんと日本食料品店の雑貨コーナーにはちゃんとマスクが置いてあるのである。


【 続く 】




【 うすっぺらな遺伝子 


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