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NNA.ASIA 2013年1月25日(金曜日)
http://news.nna.jp/free/news/20130125aud002A.html
20兆豪$の巨大油田確認か:オーストラリアが原油自給国に?
ブリスベーンを拠点とする石炭開発リンク・エナジーはこのほど、南オーストラリア(SA)州クーバーペディ周辺のアルカリンガ(Arckaringa)盆地で掘削と地震探査を行った結果、原油の推定埋蔵量が35億~2,330億バレル(BOE)に上るとの報告を発表した。
推定範囲の
最大埋蔵量は金額に換算して20兆豪ドル(約1,880兆円)以上
と超巨額に上るとみられ、埋蔵量が確認されれば
オーストラリア全体の原油産出量を数倍上回る規模
になるという。
24日付ヘラルド・サンが伝えた。
同紙は、オーストラリアが原油輸入国から輸出国になる可能性もあると伝えており、リンク・エナジーのピーター・ボンド取締役は
「オーストラリアが原油自給国になるかもしれない。
SA州の資源保有のポテンシャルは高く、新しいシェールブームが起きる日も近い」
とコメントした。
SA州のトム・コートサントニス資源開発相は、
「シェールガスとシェールオイルはオーストラリアのエネルギー戦略で重要な資源の一つ」
と述べ、将来の同州の資源産業への期待感を示した。
リンク・エナジーはこれまでに、同盆地での探査に1億3,000万豪ドルを投じている。
今後は、パートナーを探すとともに、1億5,000万~3億豪ドル(約140億~280億円)を投じて埋蔵量の確定作業を進める。
また英アルトナ・エナジーが今月から、さらなる資源を発見するため、同盆地での探査を開始する予定となっている。
■石炭権益を売却へ
リンクはまた、クイーンズランド(QLD)州ガリリー(Galilee)盆地で計画しているカーマイケル(Carmichael)炭鉱開発を含む石炭ロイヤルティー権益を売却する意向だ。
同社は2010年に、インドのコングロマリット(複合企業)アダニ・グループに5億豪ドル分の開発用地を売却。
カーマイケル炭鉱からトン当たり2豪ドルのロイヤルティーを得る権利を持っていた。
これにより、将来12億トン分のロイヤルティー収入が見込まれている。
これは 2016年初頭から少なくとも20年間、毎年6,000万トンに上る規模という。
これらを受けて、リンクの株価は昨年11月から約3倍に上昇している。
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「NICHIGO PRESS」の文字が小さくなってから、このサイトには入っていない。
よって、オーストラリアのニュースにはご無沙汰であったが、別なところからとんでもないニュースが入ってきた。
それがこれ。
オーストラリアは資源大国。
でも石油は自給できていない。
そのため強権発動に近い形でチモール沖など強引に石油掘削を実行している。
エネルギーがないわけではない。
なんと言ったって天然ガスは輸出するくらいに豊富にある。
世界で最も良質と言われ石炭もある。
ここの電力の大半は石炭発電で造られる。
さらにウランの埋蔵量も多く、これを中国に輸出することを許可するかでもめている。
中国の発電事情はあまりの急激な発展で原発にたよらざるを得なくなっている。
同じ広さの国土をもつオーストラリアは無尽蔵な石炭は別にしても、天然ガスでの発電でもやっていけるし、原発でもやっていける。
エネルギー充分国家であるが、そのエネルギーに足りなかったのが石油。
もし、上の記事がほんとうなら、この国、とんでもない国である。
まさに「ラッキーカントリー」である。
「NICHIGO PRESS」のニュースサイトに入ってみたが、まだこの内容の記事は掲載されていない。
【 うすっぺらな遺伝子 】
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